創世記47章

創世記の話

ヤコブはエジプトの国で17年生きながらえた。
ヤコブのよわいの日は147年であった。
イスラエル(ヤコブ)は死ぬ時が近づいたので、
その子ヨセフを呼んで言った、
「・・・どうかわたしをエジプトには葬らないでください。
 わたしが先祖たちと共に眠るときには、
 わたしをエジプトから運び出して先祖たちの墓に葬ってください」
(28節)

昔、エジプトを旅した時、「王家の谷」に行ったことがあります。
そこは、古代エジプトの王たちの墓がある場所です。

その壮大な墓の数々に驚愕!
もちろん、ピラミッドもすごかった!!

ヤコブはエジプトの王パロを祝福するような人物でした。
彼のお墓をエジプトで建てるとなれば、
それはさぞかし立派で華やかな墓が建てられていたかもしれません。

でもそのような名誉ある墓よりも、
ヤコブは祖父アブラハムや父イサクが眠る
カナンの地・マクペラの洞窟で眠ることを選びました。

ヤコブの子であるヨセフも死期が近づいた時、
家族を前にして
神は必ずあなたがたを顧みられる。
その時、あなたがたはわたしの骨をここから携え上りなさい
。(50章25節)
と言ってイスラエルの子らに誓わせました。

ヨセフの亡骸はエジプトに安置されますが、
時満ちてカナンの地であるシケム(ナブルス)に運ばれていきます。
そのヨセフの墓が最初の写真です!
そう簡単に行ける場所ではありません・・・。

どこに葬られるのか」ということは、
聖書においてとても重要視されていたように思います。

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