千歳「聖書をよむ会」の藤原です。今回は創世記33章を読みました。
■オンラインでの初めての試み
いつもは盛岡や千歳など地域でもたれている「聖書をよむ会」がついにオンラインで開催され、その第一回の記念すべき会となりました!このコロナ禍の中だからこそスタートできたのですが、今後の展開が楽しみですね。
■参加メンバー
日本中、いや世界中から13名?が参加。南は鹿児島から北は北海道まで、そしてなんと聖書の国イスラエルからも参加していただきました!
メンバー全員でのやりとりだけでなく、3名程度にわかれて少人数でのやりとりもよかったですね。(zoomの分科会機能を使って)
■創世記33章
ヤコブとエサウの物語のクライマックスでした。兄弟関係がこじれて兄と会うことが怖くてしかたなかったヤコブ。ヤコブとエサウの本心は何だったのか?
【33章10節】あなたの顔を見て、神の顔を見るように思います。
顔と顔を合わせて神と出会った経験を前章(32章)でヤコブはしていますが、その箇所とのつながりを深めていきました。あらゆる手段を尽くして兄の怒りを鎮めようとしたヤコブだけれど蓋を開けてみたら兄エサウは許してくれていた。
私たちの生きている中でもお互いの人間関係で悩むときがありますよね。ヤコブはずっとそのことを悩んで生きてきましたが、ここで解決できたのはなぜなのかという疑問があります。
■ヤコブの心が変わった?
参加メンバーのある方から、前章(32章)のイスラエルに名前が変わった箇所についての意見がありました。それは32章30節を原文のヘブライ語で読むと「わたしは顔と顔をあわせて神を見て、私の魂は救われた」とある。魂が救わるということがヤコブにとって大きな出来事だった。
人間関係がこじれたときに人は相手が悪いと思ってしまいがちです。でもヤコブは自分の非を認めて天使と格闘するように悩んだ挙句、魂が救われる経験をしました。
ヤコブの本質がすっかり変わってイスラエルになった、そのヤコブをエサウが見たときにエサウ自身の心も変わって全てを許そうと思ったのではないかと。
■まとめ
参加者一人一人が感動をもって聖書を読めました。自分たちの身近なことにも通じているのが聖書だと思ったら、とても面白いですね。
次回もオンライン聖書の会はあるのでしょうか?オンライン・オフラインを問わず、みんなで聖書を読んでいくことをこれからも続けていければと思います。
接続がうまくいかず技術的な問題や課題もありましたが、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました!
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