david

エステル記の話

エステル記2章 モルデカイとエステル

1節の冒頭に「これらのことの後」とありますが、これは? 大臣の一人メムカンの提案を受けてワシテ王妃を退けました。またワシテ王妃に対する怒りが解けたころ、王妃に対して定めたことを思い返した、とあります。怒りが解けた、ことは王の心が和らいできま...
創世記

ヴァイェヒー 創世記47章28節〜50章26節

パラシャット・ヴァイェヒーのイェヒーは創世記47章28節の「ヤコブはエジプトの国で十七年生きながらえた」の「生きながらえた」に当たります。  いよいよこのパラシャ―は創世記の最終のパラシャ―であり、ヤコブとヨセフの生涯の最後が語られています...
創世記

ヴァイガッシュ 創世記44章18節~47章27節

パラシャット・ヴァイガッシュの「ヴァイガッシュ」は創世記44章18節の「この時ユダは彼に近づいて行った」の「ユダは近づいた」の原語です。前のパラシャ―でも語られたように、ヨセフは弟のベニヤミンに対する思いを、ユダもベニヤミンや父ヤコブの思い...
エステル記の話

エステル記 1章 苦悩、、悩みの始まり

このエステル記1章一節の始まりの言葉は「アハシュエロスすなわちインドからエチオピアまで127州を治めたアハシュエロスの世」、とあります。聖書の原文では、アハシュエロスの世 ויהיבימיאחשורוש(ヴァイヒー ビメー アはシュヴェロシ...
創世記

ミケッツ 創世記41章1節〜44章17節

パラシャット・ミケッツは創世記41章1節の「二年の後パロは夢を見た」の「二年の後」の「後」にあたります。  ヨセフの夢の話はこのパラシャ―でも続きますが、このパラシャ―がヨセフの生涯の分岐点ともなる大切なパラシャ―です。前のパラシャーでヨセ...
創世記

ヴァイェシェブ 創世記37章1節〜40章23節

パラシャット・ヴァイェシェブは創世記37章1節の「ヤコブは父の寄留の地、すなわちカナンの地に住んだ」の「住んだ」を意味しています。  このパラシャーからヨセフの物語りが登場します。ヤコブが最愛の妻ラケルの子であるヨセフを最も愛したために、ヨ...
盛岡

創世記最終章 創世記を読んできて

2018年10月20日からはじめた「聖書をよむ会」。創世記を読み始め、およそ3年半かけて50章までいきました。 途中、コロナウィルス感染拡大のために開催していたアイーナが使えなくなり、数ヶ月お休みした時もありましたがそれを通して、zoomを...
創世記 by 929

創世記50章 別れ

本章のテーマは「別れ」です。そして、ヤコブの死とヨセフの死をもって、創世記は幕を閉じます。 ヤコブの死(1節)。ヤコブはその遺言どおりにマクペラの洞窟に埋葬されます。息子のヨセフがエジプトの要人であったため、その願いが叶うだけでなく、エジプ...
創世記

ヴァイシュラッハ 創世記32章3節〜36章43節

パラシャット・ヴァイシュラッハの「ヴァイシュラッハ」は創世記32章3節「ヤコブはセイルの地、エドムの野にいる兄エサウのもとに、さきだって使者をつかわした」の「つかわした」にあたります。 このパラシャーは創世記36章の終わりまで続くヤコブの生...
創世記

ヴァイェッツェー 創世記28章10節〜32章2節

パラシャット・ヴァイェッツェーの「ヴァイェッツェー」は創世記28章10節「さてヤコブはベエルシバを立って」の「さて~立って」にあたる言葉です。 ヤコブは前回のパラシャ―で学んだように、兄エサウから長子の特権と長子の祝を奪い取ったために、兄か...
ルツ記の話

ルツ記 第一章 なぜナオミにルツがついて行ったのか!?

ルツは、新約聖書マタイ伝の最初に「ボアズはルツによるオベデの父」とありますようにキリストの系譜の中にある特別な四人の女性の中の一人でもあります。第一章は、飢饉のために異国に逃げて、家族の半分を失ってユダのベツレヘムの地にルツとともに帰ろうと...
創世記 by 929

創世記49章 ヤコブの子らへの祝福 

ヤコブは死期が近づいたとき、息子たちを集めました、「集まりなさい。後の日に、あなたがたの上に起こることを、告げましょう」(1節)。ヤコブは息子たち一人一人に向き合い、メッセージ(遺言)を伝えます。そのメッセージには、ちょっとした叱責とあまた...