今週の聖書(パラシャット・シャブア)
出エジプト記1章1節〜6章1節
今週から「出エジプト記」に入ります。
出エジプト記1章 1-5節
「ヤコブと共に、それぞれ家族を連れてエジプトに
やって来たイスラエルの子らの名は次のとおりである。
ルベン、シメオン、レビ、そしてユダ。 イッサカル、
ゼブルン、そしてベニヤミン。ダンとナフタリ、ガドとアシェル。
ヤコブから生まれた者は全部で七十人でヨセフはすでにエジプトにいた 」
日本語では「出エジプト記」と呼ばれる
モーセ五書の第2の書。
でもヘブライ語聖書では、
「シェモット(名前)」として知られています。
その由来は、この書の冒頭の一節からだと言われています。
名前のリストから始まるのが出エジプト記なんですね。
出エジプトと名前との関連は?
この名前がもつ重要な役目とは?
ここに出エジプト記を楽しく読み進めていく
ヒントがあるように思います。
出エジプト記1章6-7節
「ヨセフとその兄弟たち、ならびにその世代の人々は
すべて死んだが、イスラエルの人々は多くの子を産み、
おびただしく増えて多くなり、ますます強くなって、国中に溢れた」
イスラエルの人々がエジプトに住んでいた期間は430年。
ヨセフたちの時代から長い時を経て、
エジプトを脱出する時が巡ってきました。
すでに部族の長たちを知っている人は誰もいませんでしたが、
その「名前」はしっかりと伝えられていたのでしょう。
これからどんなドラマが待っているのでしょうか・・・
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