ヴァエラー 出エジプト記6章2節〜9章35節

出エジプト記

今週の聖書(パラシャット・シャブア)
1月10日(日)〜1月16日(土)
出エジプト記6章2節〜9章35節

出エジプト記6:2~9:35のパラシャーは
「ヴァエラー」ですが、その意味は6:23節の
「私は主である。私はアブラハム、イサク、
ヤコブには全能の神として現れたが・・・」の「現れた」です。

ユダヤ教の先生であるラビ・ベン・エズラによると
神が父祖たちに現れたのは夜が多かったとされ、
民数記12:6のように夜の夢や幻として現れて語られた。

しかし夜ばかりではなく創世記18:1には
昼の暑いころアブラハムが天幕の入口にすわっていると
神が現れたとあり、出エジプト3:2のモーセに
主の使いが柴の炎の中に現れたのも昼であると思われます。

ここのパラシャーでは神が「現れた」のは
出エジプト記6:6にあるように
「エジプト人の苦役の下から導き出し、
奴隷の身分から救い、伸べた腕と大いなる裁きを
もって贖い、あなたがたを取って我が民とし、
私があなた方の神となる」
という目的のためでした。

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