出エジプト記3章

出エジプト記の話

今日は出エジプト記3章です。

ほんとうでしたら、『今週の聖句』に沿って読み、
そのポイントを書くと決めていましたが、
出エジプト記を読み始めたらとても楽しかったので、
1章ずつ読むことも続けていきます!
(こちらは不定期配信です)

40歳にしてユダヤ人としてのアイデンティティーに目覚め、
良かれと思って奴隷で苦しむユダヤ人を助けますが、
その時にエジプト人を殺してしまいました。

そのことを耳にしたパロ王は、モーセを殺そうとします。
パロから逃れるため、
モーセはミデヤンの地(現在のヨルダン南部・サウジアラビア北西部)まで行きます。
そこで出会ったのが、後の妻・チッポラでした。
ここまでが2章のお話。

モーセは妻の父、ミデヤンの祭司エテロの羊の群れを飼っていたが、
その群れを荒野の奥に導いて、神の山ホレブにきた。
(1節)

モーセは妻の父であり、
ミデヤンの祭司エテロのもとで羊飼いとして40年間過ごします。
えっ、前章でモーセは生まれて、ここでもう80歳ですか!?
そうなんです、この先の40年については
レビ記、民数記、申命記を通してながーく書かれているのに、
80歳まではあっという間に過ぎました。
それだけ、80歳を過ぎたモーセの活躍には
目を見張るものがあるのだと思います。

そのきっかけとなったのが、
神の山ホレブでのモーセの召命でした。

ホレブの山はシナイ山だと言われていますから、
場所としてはミデヤンの地からエイラットを通り越して
反対側のシナイ半島まで行ったということになりますね。
羊を飼いながら誰の目に付かないような所で生活していたモーセに、
神様は燃えるしばのうちに顕れ、モーセに声をかけます。

神は(モーセに)言われた、
「ここに近づいてはいけない。足からくつを脱ぎなさい。
あなたが立っているその場所は聖なる地だからである」。
(5節)

荒野で燃えつきないしばを発見した時に、
神様が顕れて「そこは聖所だ」と言われるのを聴いたモーセは、
神を見るのを恐れて顔を隠してしまいました。

そんなモーセに対して神様は、
エジプトで悩み苦しむ私の民を救い出せ!
とモーセに告げます。

この話はほんとうにすごいです!
荒野には何にも無いんですよ。
そんな所で神様と出会い、聖所を見出したモーセ。

恐れる気持ちもわかりますが、
また同時に独り寂しく生きているような者にも
神様は聖所を備え出会ってくださる。

今日もまた聖句から励まされました!

写真はモーセが羊の群れを連れていたと考えられるエイラット近くの荒野です。
ここ苦労して歩きました・・・

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